不器用さを改善するために、体をうまく使う方法をトレーニングする。例)新聞棒を使った“棒運動”、指先を使った“爪楊枝積み”や、他人の動きをまねたり、動きを言葉で伝えるなど。このように、もともとコグトレの核は、発達障がいや知的障が
いを持った非行少年のために考えられたものだったが、実は、一般の小・中学校でも多くの子どもたちが同じようなところでつまづき、生きづらさを感じていることがわかったという。「学校のコンサルテーションで小・中学校に行くと、学校教育現場で先生方が頭を抱える子どもの特徴が、非行少年たちの特徴と共通していることが多かったのです。そこで、発達障がい児に限らず、何かしらの困っている子どもたちが不適応や非行化につながる前に少しでも早く支援が必要だと感じました。さらに、学校の先生方からもコグトレへの興味や要望が高まり、取り入れる学校も増え少しずつ広まってきています」
詳しくは「コグトレ研究会」ホームページをご覧ください。